びわ湖毎日マラソン(3月4日)
皇子山競技場のスタート(NHKのテレビより)
中間点の折り返し付近の力走
10位までの記録


No.    氏名   (所属団体名)

5km

10km

15km

20km

中間

25km

30km

35km

40km

記録

1

273.    サムエル・ドゥング     (KEN/愛知・愛知製鋼 )

15:08

30:13
(15:05)

45:13
(15:00)

1:00:23
(15:10)

1:03:41

1:15:23
(15:00)

1:30:14
(14:51)

1:45:10
(14:56)

2:00:30
(15:20)

2:07:04
(6:34)

2

4.    ヘンリク・ゾスト     (POL・ポーランド )

15:10

30:14
(15:04)

45:15
(15:01)

1:00:24
(15:09)

1:03:43

1:15:24
(15:00)

1:30:14
(14:50)

1:45:26
(15:12)

2:00:53
(15:27)

2:07:39
(6:46)

3

3.    アブデラ・タグラフェ     (MAR・モロッコ )

15:08

30:13
(15:05)

45:13
(15:00)

1:00:23
(15:10)

1:03:41

1:15:24
(15:01)

1:30:14
(14:50)

1:45:26
(15:12)

2:01:24
(15:58)

2:08:37
(7:13)

4

120.    山本  亮     (京 都・佐川急便 )

15:10

30:14
(15:04)

45:15
(15:01)

1:00:24
(15:09)

1:03:43

1:15:25
(15:01)

1:30:30
(15:05)

1:46:01
(15:31)

2:01:55
(15:54)

2:08:44
(6:49)

5

32.    中本 健太郎     (福 岡・安川電機 )

15:09

30:14
(15:05)

45:14
(15:00)

1:00:23
(15:09)

1:03:42

1:15:24
(15:01)

1:30:30
(15:06)

1:46:00
(15:30)

2:01:46
(15:46)

2:08:53
(7:07)

6

353.    森田 知行     (東 京・カネボウ )

15:09

30:14
(15:05)

45:15
(15:01)

1:00:24
(15:09)

1:03:42

1:15:24
(15:00)

1:30:30
(15:06)

1:46:05
(15:35)

2:02:09
(16:04)

2:09:12
(7:03)

7

102.    堀口 貴史     (埼 玉・Honda )

15:08

30:13
(15:05)

45:14
(15:01)

1:00:23
(15:09)

1:03:42

1:15:24
(15:01)

1:30:30
(15:06)

1:46:01
(15:31)

2:01:58
(15:57)

2:09:16
(7:18)

8

38.    林  昌史     (東 京・ヤクルト )

15:08

30:13
(15:05)

45:13
(15:00)

1:00:23
(15:10)

1:03:41

1:15:23
(15:00)

1:30:30
(15:07)

1:46:24
(15:54)

2:02:54
(16:30)

2:09:55
(7:01)

9

357.    出岐 雄大     (長 崎・青山学院大 )

15:10

30:13
(15:03)

45:14
(15:01)

1:00:23
(15:09)

1:03:41

1:15:24
(15:01)

1:30:14
(14:50)

1:45:58
(15:44)

2:02:40
(16:42)

2:10:02
(7:22)

10

8.    エルネスト・ケベネイ     (KEN・ケニア )

15:09

30:13
(15:04)

45:13
(15:00)

1:00:23
(15:10)

1:03:41

1:15:23
(15:00)

1:30:14
(14:51)

1:45:34
(15:20)

2:02:06
(16:32)

2:10:04
(7:

五輪マラソン代表、全員初選出
男子は藤原・山本・中本 女子は重友・木崎・尾崎

ロンドン五輪のマラソン代表に決まり、笑顔で記者会見する藤原
ロンドン五輪のマラソン代表に決まり、笑顔で記者会見する藤原

 日本陸連は12日、都内で開いた理事会でロンドン五輪マラソン代表を決定した。女子は大阪優勝の重友梨佐(天満屋、24)、横浜優勝の木崎良子(ダイハツ、26)と11日の名古屋で2位に入った尾崎好美(第一生命、30)、男子は東京で日本勢4季ぶりの2時間7分台をマークした藤原新(東京陸協、30)とびわ湖4位の山本亮(佐川急便、27)、同5位の中本健太郎(安川電機、29)。公務員ランナーとして注目された川内優輝(埼玉県庁)は選ばれなかった。

 6人全員が初の五輪代表というフレッシュな顔ぶれとなった。女子は昨夏の世界選手権5位の赤羽有紀子(ホクレン、32)が、男子は同7位の堀端宏行(旭化成、25)が補欠に選ばれた。

ロンドン五輪のマラソン代表に決まり、笑顔で記者会見する重友
ロンドン五輪のマラソン代表に決まり、笑顔で記者会見する重友
 記者会見した日本陸連の河野匡強化副委員長は「世界と戦えるメンバーということで選んだ」と説明し、ロンドン五輪の目標について「男子は入賞が現実的。女子は願わくばメダルを狙いたい」と語った。

 男女とも入賞ゼロと惨敗した北京五輪からの巻き返しを図るが、アフリカ勢の台頭で厳しい戦いが予想される。マラソンは女子は8月5日、男子は大会最終日の12日に行われる。

藤原「戦いに行く」 重友、メダル「そのつもり」

 ロンドン五輪のマラソン代表に選ばれた選手はそれぞれ記者会見し、本番に向けた意欲を語った。

 東京都内のホテルで会見した男子の藤原新は「日の丸を意識した」と純白のワイシャツ、真っ赤なネクタイ姿。選出は確実だっただけに「よかった、ではなく、さあいよいよ戦いに行くぞという気持ち」と、はきはきした口調で気を引き締めた。

 強豪のアフリカ勢を意識して、五輪本番では「トップの見える位置でレースを展開しないと入賞もできない。最初から第2集団という選択肢は考えていない」と決意表明。2時間7分30秒を目標に掲げた。

 代表の座を争った川内の落選には「彼のおかげで刺激を受けてここまで頑張れた」と神妙な表情。「彼はまだ若いし才能も出し切っていない。ライバルで居続けてほしいし、次の五輪に向けて動き出してほしい」とエールを送った。

 女子の重友は「遠い、遠い夢のような感じに思っていた。本当にうれしい」と感慨に浸った。初めて五輪を意識したのは中学時代。「シドニー五輪で山口(衛里)選手が走っているのをテレビの前で応援したとき」だ。夢の実現への切符を手にし、今では同じ天満屋の山口アドバイザーから祝福の花束を受け取ると、満面に笑みを浮かべた。

日本女子は北京五輪でメダルを逃した。エース格で迎える本番ではメダル獲得が期待され「そのつもりでいきたい」と自覚を込めた。

 尾崎は最後の3人目に名を呼ばれ、顔を両手で覆ってむせび泣いたという。前日の名古屋の2位が評価され「あきらめず挑戦してよかった」。3度走った選考レースの「成功と失敗がプラスになって五輪につながる」とも。

 貧血に悩まされた昨年11月の横浜の“敗戦”がこたえたようで、「体調を合わせることを大事に」と肝に銘ずる。第一生命の山下監督とともに挑むロンドンで「(1992年バルセロナ大会4位の)監督を超えるような結果を出して、いい監督なんだということを一緒に示したい」と師匠思いの抱負を述べた。

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